我が家の子ども達は、毎朝6時に起きて1時間勉強をする習慣が身についています。
数か月前からやるようになったのが、百マス計算。
子どもの教育として、一時期流行りましたよね。
計算力、中でも瞬発的な計算力を身につけてほしくて、とりあえず始めたんです。
ただ、どうにもタイムが伸び悩む。
子ども達も、ちょっとずつ嫌がりはじめる。
どうしたもんかと色々調べていて、行き着いたのがこの本。
「隂山式 ぜったい成績が上がる学習法(著 隂山英男)」です。
これね、ぶっちゃけ書店で見たら絶対買わないタイトル(笑)
まぁでも、百マス計算をトライしている方のブログとかを色々調べてると必ずと言ってよいほど出てくる本なので、そこまで言うならとKindle版を購入して読みました。
まぁ~、これ自分に言われてるようでグサグサ胸に突き刺さりましたわ(笑)
勉強は、1にも2にも、まず集中!!
とある小学校の校長先生を務め、その小学校の学力向上に尽力した隂山先生。
先生曰く、小学生の勉強はとにかく集中力を養うことが最優先とのこと。
この本でも紹介された、1万以上リツイートされた隂山先生の言葉がこちら。
サッと宿題をした子はうれしくて、「できたっ」と言って親に見せに来る。
しかしその瞬間、親はほぼ間違いなく、言ってはいけないことを言う。
「そんなに速くできたのなら、余った時間でもう1枚プリントやったら!」
それを聞いて子どもは15分でできる宿題に30分かけるようになる。
恥ずかしながら、全く同じことを僕もやってしまっていました。
こんなふうに、本来集中すれば短時間で終わる勉強をダラダラとこなすことで集中力が削られていき、長時間勉強することでむしろ「勉強できない子」にしているんだとか。
百マス計算は、基礎的な計算力を瞬発的に解く力を身に着けるのはもちろんのこと、こうして「短時間で全集中し、タスクをこなす力を身につける」という育成のためにやるんだとか。
たぶん家庭学習を積極的に行っている親御さんならこの本を読んでいない方はいないと思うけど、もしまだ読んでいない!って方がいたら是非一度、手にとってみることをおすすめしますよ!