本日リリースされた、鬼滅の刃23巻。
最終巻です。
みなさんはもう読みました?
私はKindleで予約購入していたので、本当なら今日の0時(昨晩の夜中)に自動購入が走って即ダウンロード開始されるはずだったんですが、0時半になっても決済が走らず。
昨晩読むのは諦めました。
きっと、非常に多くの方が予約購入していてダウンロードの順番が後回しになっていたんでしょう。
一気にやると、ネットが死んじゃうからね。
で、今朝読んだわけです。
病院の待合室で。
まぁ~泣いたね。
もう泣いた。
何度も泣いた。
特に後半すごい泣いた。
涙の連続。
私はリアルタイムで読んでいなかったので、物語の結末はわかりませんでした。
結末って言っても、鬼滅の刃自体はなんでここまで人気が出るのかわからないほどの超・王道少年漫画。
ラスボスがいて、仲間と手を取り合って戦って、奇跡の連続もあって、でも最終的には主人公がラスボスを倒すんでしょ。と。
まぁ鬼滅の刃も要約しちゃうとそうですよね。
ラスボスがいて、仲間総動員でラスボスに挑んで、若干しつこいくらいの奇跡もあって。
でも泣いた。
正直、、すっごい良かった。
鬼滅の刃はなんでこんな人気なんだろう?
最終巻を読んであらためて、鬼滅の刃ってなんでこんなにも人気なんだろうって思います。
すごいのが、ただ人気なだけじゃないってこと。
人気を博すだけの中身を十二分に備えてる。
こんな話はもういろんな評論家が嫌というほど論じているけど、最終巻を見てあらためて確信に近いものを感じました。
鬼滅の刃は、人の想いを描写するやり方がえぐい。
とにかく、人の想い、感情、考え方、
これをとことん描写しまくる。
それが、主人公だけじゃなく、サブキャラクターや敵キャラにまで広く及んでいる。
しかもそのほとんどが、凄まじいまでに悲しい。
もう、それぞれのキャラクター毎に映画作れるんじゃないのってくらい、人の想いをバンバン描写しまくってるんです。
例えば、鬼殺隊・柱ふたりの死に際。
このふたりは、互いが互いの事情で自分の想いを死に際まで相手に打ち明けることができず、23巻最後の死に際でようやくお互いの想いを打ち明けます。
こんなん、もはやキュンキュンモノの少女漫画ですやん!
・・・いや、茶化すのはやめます。
もうコレ見て、おっさんは病院の待合室で号泣してました。
特に最後の
「絶対に君を幸せにする
今後こそ死なせない、必ず守る・・・」
というのはね。
今世では果たせない思いを、来世必ず再会してその想いを果たすという凄まじい決意です。
そして、もうひとつ。
今度はヒロインの禰豆子(ねづこ)。
主人公の炭治郎が鬼になってしまったときの一言。
「どうしていつもお兄ちゃんばっかり苦しいめにあうのかなあ」
「どうして一生懸命生きてる優しい人たちが
いつもいつも踏みつけにされるのかなあ」
「悔しいよ お兄ちゃん負けないで」
キレイごとじゃない、他人のことなんて一切考えてない、禰豆子の本心。
お兄ちゃんばっかりなんで。
そんな想いが凝縮されているシーンです。
後半、1ページ1ページがこんな内容のオンパレードです。
いや~すごいよ、鬼滅の刃。
まだ見てない人は見て!
というまでもない作品ですが、気になった方はぜひチェックしてみては如何でしょうか。