「睡眠不足は判断力を低下させる」ってよく聞くじゃないですか。
判断力を低下させるってなんだか漠然としてるっていうか、「瞬発的な判断が遅くなる」ってイメージがあったんですよ。
だから、睡眠不足でも運転とかしなきゃ問題無いでしょ、と思ってたんです。
そうじゃなかった。
それの良い事例を昨日体験したのでご紹介しておきます。
睡眠不足は欲望の虜になる
先日の土曜日、ママ友を数人呼んで我が家で飲み会を開催。
まぁ私には初見のママ友さんが数名いたので、軽くのみつつではありますが基本的に外の人間として徹しました。
とはいえ先に寝るのもなんとなく憚られ、結局最後まで付き合うことに。
結果、解散は朝の4時過ぎ。
翌日は朝から3家族で近所のマレットゴルフに行く約束をしていたので、七時起床がマスト。
睡眠時間は2時間半が良いところ。
嫁と、「うちらまだまだ若いね~」なんて言いながら就寝。
そしてあっという間に起床。
眠いのなんのと言いつつも、7時に無理矢理起床して準備開始。
3家族でマレットゴルフを楽しみ、帰ったのは夕方。
もうクタクタです。
帰宅してソファに座った瞬間、どっと疲れが押し寄せてきて立つのがツライほど。
それでもなんとか夕飯やら風呂やら、子ども達の面倒を一通り見て寝かせ、ひと段落したのは夜の九時。
不思議と眠さは無く、感覚的には普通に頭も覚醒してます。
ただまぁ明日も仕事だから早めに寝るかと支度をしていたら、嫁がアイスを食べ始めました。
と、次の瞬間。
私もアイスに手を伸ばしていました。
え?ふつうじゃん。
全然大したことなくない?
いやいや、そうでもないんですよこれが。
ここ半年、ダイエッターな私はアイスはおろか間食自体を一切してきていなかったんです。
それが、ですよ。
全く躊躇することなくアイスに手を出してしまったんです。
めっちゃ怖いのは、私自身がそのことに全く罪悪感やらを感じることなく、
別に問題ないっしょ。
影響ないない!
って判断した(気になってた)こと。
自分としては、その当時その瞬間、それがマトモな判断だと信じて疑わずアイスを完食してしまいました。
朝起きて、昨日の夜起きたことを振り返って、自分の行動に驚愕です。
え?
なんで?
なんでオレ、アイス食べた?
って。
これってもはや、判断力低下ってレベルじゃないわけです。
ゆっくりしっかり着実に、冷静に判断したつもりになっていましたが、その当時、間違いなく私は欲望の虜になってしまっていました。
これね、アイスだから別に自己責任で済む話なんですよ。
怖いのは、マトモに判断したつもりになっていたことが実は倫理的にNGなことをしでかしてないかってことなんです。
言うまでもなく絶対NGだけど、例えば万引きとか、レイプとか、そういった欲望にとても近い位置にある犯罪って、すげー怖いって思ってしまいました。
ダメ!睡眠不足!