昨日、とあるフォーラムにオンラインで参加していたときのこと。
東大の名誉教授がこんなことを言っていました。
自粛期間中に論文を一本書いて投稿したんですが、そのタイトルに「~~afterコロナ」と書いたんです。そうしたら別の先生から「それは違う!」と指摘を受けたんです。
正確には「~~withコロナ」ですね。
まさにその通りだな、と思いました。
論文の内容はさておき、「~~afterコロナ」は所謂コロナ後の世界について論じたモノであるのに対し、「~~withコロナ」はコロナと共に、という意味。
今まさに新型コロナウイルスと人類が戦っている最中であるから「コロナ後」を論じることではないし、おそらく今後も「コロナ後」になることはないだろうという指摘です。
実際問題、もはやここまで全世界に広まってしまった新型コロナウイルスを完全に封じ込めることは不可能でしょう。
結局は集団免疫の考え方で、人口の6~8割程度の人間に免疫がつかない限りは感染力を抑えることはできません。
それは首都を封鎖しようと、鎖国しようと変わりはないんですから。
遅かれ早かれ、ということです。
インフルエンザと同様、毎年変化する”型”に対してワクチンがその都度開発され、予防接種を受けるようになるのかな。
もしくは、既に当たり前に存在する「旧型コロナウイルス」と同様にただの風邪と同じ扱いになるのか。
いずれにしても、もはや人類からコロナを排除することはできずコロナと共に生きていく選択肢しか残っていないということです。
・・・話が長くなってしまいましたが、心配事がひとつ。
いまさら「在宅ワークやめます」って言わないよね?
コロナも大したことなくなったし、もう普通に出社してOK!とか言い出さないよね?
ね?会社さん!社長さん!
もうね、我が家は在宅ワークありきで生活がまわってるんです。
いまさら在宅ワーク無し!って言われても、家庭生活に致命的な問題が生じてしまうわけです。
そんな人、きっと多いんじゃないですか?
共働きの都合で子どもの世話とか家事とか、色々ありますから。
コロナウイルスの蔓延という不幸な出来事がきっかけではあったけど、今まで何十年間も提唱され続けて、でも実現できなかった働き方改革が一気に進んだじゃないですか。
そこ、頼みますよ!