このコロナ禍、人と人とが直接接触することをなるべく避けるために色々な策が講じられています。
そんな中で地味に共通運用とされつつあるのが、コンビニ(一部スーパー等もですが)の、お釣りをトレーで渡す行為。
わざわざ
「コロナ接触対策のため、お釣りはトレーでお渡しします。ご了承ください。」
的な記載もあります。
コレ、正直意味あるんですかね??
おつりのトレー渡しは面倒
ハッキリ言って意味ないと思うし、面倒なだけだと思うんです。
「お釣りは直接手で渡してもらわないと真心が伝わらんじゃないか!」
みたいなことを言うつもりはさらさらないですよ。
トレーに雑然と広げられたお釣りを拾うのが大変。
時間がかかるのが嫌。
小銭ジャラジャラのお釣りをトレーに入れられると、それを拾うだけでも一苦労じゃないですか。
中には気の利いた店員さんが、なるべく拾いやすいように置いてくれることもありますが、そんな素晴らしい店員さんばかりではないですよね。
後ろにお客さんが並んでいようもんなら、私がトレーに広がった小銭を拾っている様を全員が見守るハメになるわけです。
(私は)どうせお釣りがきちんと払われてることなんか確認しないから、直接手渡ししてもらった小銭をそのまま財布にジャラっと入れて終わりにしたいのに。
そもそも感染リスクは下がるのか?
そもそもお釣りのトレー渡しって本当に感染リスクが下がるんでしょうか。
確かに、トレーを介してお釣りを渡すことにより第三者同士が直接触れることはなくなります。
でもね、お互いが間接的に触っているトレーは毎回消毒されてるんですか?って話。
いや、してないよね。
消毒してないよね。
だって、客さん並んでたらいちいち消毒なんてしないもんね。
仮にお客さんがコロナに感染していたとして、トレーに置かれた小銭を拾ったら高確率でトレーにもコロナウイルスつきますよね。
そうすると、今度は次にそのトレーを触るであろう店員さんもしくは次のお客さんが、高確率でトレーを触りますよね。
コロナウイルス、うつりますよね。
いや待って。
大前提を忘れていました。
そもそも、お客さんからもらったお金は消毒なんてしてないよね。
小銭はまだしも、お札なんて消毒液をかけたらビタビタになっちゃいますからね。
最近は技術が発展してるから、紫外線とかで殺菌消毒することもできるらしいけど、コンビニのレジなんかでそんな対策してるわけないよね。
どこの誰が触ったかもわからんお金を、どこの誰ともわからん人間が受け取ってるわけだ。
こりゃ、トレーがどうこうとか、バカバカしくなるくらいのリスクじゃないですか?
やめようぜ、お釣りのトレー渡し。
唯一、セブンイレブンだけはトレー渡しじゃないみたいで「よく分かってんなぁ」と感心します。
周りに流されることなく本質を見抜いて実行する力、見習いたいものです。
一番リスクが低い支払い方は?
じゃあ、一番リスクが低いのは何かって話。
もちろん最強なのは「コンビニ行くな」ですが、そうとも言ってられないので。
やはり一番リスクが低いのは、キャッシュレス決済でしょうか。
特にPayPayなどに代表されるQRコード読み込み式は、どこにも触れることなく決済可能です。
Suicaなどに代表される交通ICカードもほぼ問題ないですが、一応読み込み部にタッチしなきゃいけないという点で減点。
まぁ、購入した製品も元々は店員さんが素手で陳列してるわけですし、ちょっと触れるかどうかを考えてる時点でナンセンスなんでしょうが。
本質的には、
- 人混みにはいかない
- 風邪ひいてる人は外出しない&やむを得ない場合はマスク必須
- 出入り時に必ず手指を消毒
っていう対策でほぼ間違い無しです。
みなさん、無駄なコロナ対策はせずに正しく怖がりましょう。