久しぶりの更新です。
タイトルの「もしあなたが明日死ぬとしたら、どのような今日を過ごしますか?」という言葉。 非常に重い、もしくは対照的に陳腐な映画かドラマのような設定ですが、実際リアルに考えてみるとどうでしょうか。
すっとんの場合
すっとんの場合、明日死ぬことが分かっているのであれば、家族と思いの限り遊んで過ごすかな、と思っています。
すっとんには妻、そして娘がふたり(7歳と5歳)いるんですが、最期の一日ですからどうせ見るなら家族の笑顔が見たいものです。
子供達には一切告げず、力の限り・思いつく限りの遊びをし尽して、お風呂に一緒に入って、ご飯を食べて、一緒に寝て、寝顔を見て・・・
ごくごく日常、なんでもないありふれた休日の風景ですね笑 でも実は、それが一番幸せなんです。
さすがに妻に何も言わずに死ぬことは申し訳ないので、子供達が寝てる横でそっと告げるんでしょう。
自分が死んだ後に困らないよう、必要な書類や整理をして情報をまとめます。 子供達を寝かしつけた後からの作業ですから、相当忙しくなりそう。 あ、言い忘れましたが0:00丁度に死ぬという設定です。
上記の作業を大体23時くらいまでにやって、残り1時間で家族になるべく迷惑のかからない場所に移動して死ぬわけです。
家族の元で最期を・・・というのが最も幸せかもしれませんが、亡骸を見て子供達がショックを受けないか心配ですし、妻に迷惑をかけられません。
現実的には、病院に行くんじゃないかな。
妻には、「〇〇病院に行ってくるから」とだけ告げるんでしょう。
子供達はスヤスヤ寝てますから、自分ひとりで向かいます。
1時間で間に合えばいいけど・・・
・・・
・・・
という感じです。
如何ですか?
みんなそれぞれ、「最期の1日」があると思います。
あなたの「最期の1日」は、どんなものでしょう。
死後を考えてみる
さて、上記の設定はあまりに突拍子の無い話です。
大体、明日死ぬことが分かっているのに元気で動き回れるという状況はあまりにも限定的です。
大概は、何の前触れもなく突然事故などで亡くなったり、もしくは病気でゆっくり死に向かっていくことがほとんどですよね。
いずれにしても、「元気でいながら死ぬつもりで過ごす」というのは日常なかなかできないものです。
すっとんも当然「当たり前に明日が来る」と思って過ごしている人間のひとりではありますが、それでも時々「最期の1日」がふっと頭をよぎります。
そんな時に考え込んでしまうのは、死後残された家族はどうなってしまうんだろうという心配です。
「最期の日」に子供達に残せることは何か
先程の話で言えば、私ひとり死ぬだけであれば、家族はなんだかんだと乗り越えて立派に生活してくれると思うのです。
妻が新しい旦那さんを迎えるかどうかは分かりませんが、私は妻が立派に生活を立て直してくれると信じています。
そこで似たようなことでちょくちょく考えてしまうのが、ある日突然「両親がいなくなったら子供達はどうなってしまうのか」ということです。
昨今、地震や台風、事故で両親を亡くしてしまう子供のニュースをちょくちょく耳にするのです。 そしてそれを我が子に置き換えた時、子供達がどんなにツラく悲しい思いをするかと思うと非常にやるせなくなります。
しかし同時に、子供達には例え私と妻がいなくなっても絶望の淵から復活して立派に成長してほしいと思うのです。
親がいなければ何もできない、そんな子には絶対なってほしくありません。
現実的に考えれば、両親がいなくなったらきっと親戚の家か施設に入るでしょう。 その時に自分のことが出来ないと困ります。
洗濯物を畳んだり、明日必要なものを前日の夜に準備したり、食べた食器を下げて洗ったり、自分で体や頭を洗ったり。 ごくごく当たり前のことかもしれませんが、「今日でもう教えてあげられるのは最期」と思うかどうかで、モチベーションは全然変わってくるものです。
さすがに、子供達に対して「パパは明日死ぬかもしれない」とは言いませんが笑 「ひとりで出来るようにならないと困るかもしれないから」と言って、たくさん褒めながら生活のちょっとしたことを教えています。
すっとんは、「もしあなたが明日死ぬとしたら、子供達に何を残しますか?」というモチベーションで、自分が持っている知識・技量の全てを子供達に受け継がせたいと日々思っています。
まとめ
久々に書いた雑記がこんな内容になるとは予想せず笑 もともとこのような考えをなんとなく持っていたすっとんですが、ここ1年程それが強い思いとして顕在化しています。
自分、近いうちに死ぬんでしょうか笑
というのは冗談にしても、子供達が成長して自分の意志をしっかり持って行動するようになってきたので、頼もしいと思う反面、まだまだ教えたりない(裏を返せば教えられることが増えた)という状況なのでしょう。
がしかし、子供達とやりたいことや教えたいことがまだまだたくさんありますので。 まだまだ死ねませんね笑
そうは言っても、思春期突入でパパの相手をしてくれるのはあと2~3年の運命なんでしょうが。。。
それまでに出来る限りのことを伝えねば、と思うわけです。 ではでは。